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政治を志した理由

私は、中原区苅宿で生まれ、区内の大楽幼稚園、苅宿小学校、住吉中学校、橘高校(以後、神奈川大学)を卒業し、現在も市ノ坪に在住する地元生まれ地元育ちだからこそ、これまで、「生まれ育ったこの中原という地域に恩返しをしたい」という想いを抱いてきました。

このような想いを抱き始めたきっかけは中学2年生の時の事です。父が経営していた会社がバブル崩壊の煽りを受け、倒産。その抵当として高祖父の時代から代々住んできた家やマンション、土地を手放し、現在、家族で賃貸マンションに住んでいます。

しかし、そんな状況でも、町会で日本舞踊を教えていた祖母や近所の植木の手入れの手伝いをしていた祖父に対して、その出身町会を離れても声を掛けてくださる方や支えてくださる方がいる事に、地域の暖かさを身近に感じてきました。また、私自身も様々な地域活動を通して、そんな暖かい想いに支えられて参りました。

政治を志した理由
政治を志した理由

そのような想いを抱きながら地域活動を続ける中で、今ある政治や行政の手が届かない不平や不満を目の当たりにしてきました。例えば、待機児童の問題です。
小中の同窓会の幹事を務め、多くの同級生の話しを聞きました。皆、この中原区内でそれぞれ家庭を持ち、子育てをしています。共働きやシングルマザーで、働きに出るのにどうしても子供を保育所に預けなければならない状況で、入園する場所がない。また、朝から晩までアルバイトして月収20万円、民間保育の費用が15万円という話を聞き、生活の厳しさを痛感しました。

雇用の問題も大変深刻で、現在の就労者の3分の1は非正規雇用です。私達の世代の半分は、非正規雇用の派遣やフリーターとして働いているのではないのでしょうか。さらに、消防団員の経験を通してライフラインの地中化等、災害に迅速に対応出来るまちづくりや実際の子育て世代として小児医療制度の拡充など現場で実感してきました。そのような日の当たらないところに日が当たる生活者視点の政治を推し進め、支えてくださった地域の皆様に恩返しがしたく地元密着の活動ができる川崎市議会議員を志しました。

また、私が政治を志した理由はもう一つあります。それは、政治は、私たちの生活に非常に身近にあるという意識や政治に対する関心を特に私達の世代に持っていただきたいとの想いからです。

私の座右の銘は、吉川英治著者の「宮本武蔵」の中にあります「我以外皆我師」という言葉です。簡単に説明すれば、人生で出会う全ての人や物は自分自身の師であり、どなたからも学ぶ事が出来るという言葉です。私は、今まで様々な人に出会い、本当に多くのことを経験し学ばせていただきました。恩返しがしたいという気持ちもここから来ているのかも知れません。

政治を志した理由

私は、自ら議員になるまでのおよそ6年間、インターン生、議員秘書として政治活動に携わってきました。そこで政治を間近で接しながら最も感じたことは「政治は身近でおもしろい!」ということです。実際、私達の世代の政治に対する関心を高めた出来事がありました。

政治を志した理由

国会議員の政策スタッフ時代には、公益法人の無駄遣いや天下りを追及。学生インターンと共に、国土交通省が1億円をかけて外部委託をしていた報告書を1ページ1ページ読み解き、学生のレポートで使わないウィキペディアの引用を使用していたり、海外の書籍について翻訳機で訳した文章をそのまま転記したために、日本語になっていない表現などを発見。委員会の中で、問題点を取り上げ、質問当日には、国会中継に釘付けになり、毎年計上されていた予算を廃止にする等の有益な答弁を引き出した時には「よし!」とガッツポーズをしてみんなで喜びあいました。

地方自治体議員のインターン・秘書時代には、選挙にもなると大学生を含めた50名を超える若者が政治を変えたいという想いで集まり、その学生のまとめ役として活動し、若者にも政治は身近なものだと皆で共感してきました。

私は、そのような経験をしたからこそ、政治への関心を高めていきたいと考えています。主権者教育の重要性が叫ばれて久しい現在ですが、国政選挙の投票率は20代で3割、30代で4割、地方自治体選挙はもっと低い状況です。将来を担う私達世代がそんな状況の中で、20年・30年後を考えますと、危機感を感じざるを得ません。

だからこそ私は、滝田孝徳県議の秘書時代には、雨の日も、雪の日も、猛暑の日も、滝田議員の旗を自転車に立て、時には笑われ、時には罵倒されることもありましたが、地域の県政調査業務に携わって参りました。その活動を通してたった一人でも政治に対する関心が芽生えたなら、私が政治を志した意義があったと考えています。その想いで「市政に新風!!」のスローガンを胸に現職になった今も初心を忘れず活動を続けています。

政治を志した理由

政治は無関心でいられても無関係ではいられません。だから、政治の最前線に立つ政治家を志しました。「政治は身近でおもしろい」の実感を今日もどこかで一人でも多くの人に伝えてまいります!

川崎市議会議員押本 吉司

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