タウンニュースに掲載されました!市政レポートNo.121 正念場を迎える等々力プール整備に向けて
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本日発行のタウンニュースに私の市政レポートを掲載しております。 お時間ございましたら下記よりご一読頂けましたら幸いでございます。
市政レポートNo.121 正念場を迎える等々力プール整備に向けて
廃止された等々力プールについては、「(略)速やかな代替措置に関する請願」を平成25年に我が会派も含め、全会一致で趣旨採択。また、私も代表世話人を務めた区選出議員団の予算要望でも設置を毎年要請しています。この間、当時の利用実態を鑑み、約6割を占めた児童利用の代替施設として、料金無料化と幅広な期間設定が出来る一定規模のじゃぶじゃぶ池整備が予定され、残る利用需要についても、公園敷地の有効活用や通年利用、競技大会にも適用出来る室内プールとして、等々力陸上競技場のサイド・バックスタンド下層部に検討されて来た経緯があります。
しかし、平成30年策定の陸上競技場第2期整備の基本方針で決定された増改築案では、「大規模施設の複合化は制約がありプール整備は難しい」と結論付けられ、設置場所も不透明となった為、『(前述の)趣旨採択や要請の意義を軽視する内容で看過出来ない』と議場にて発言し、厳しく行政の見解を質すとともに、年約2千万円以上の赤字施設だった点を踏まえ、他都市でも導入実績があり、収益改善も期待される複合施設(※夏:プール、夏期以外:フットサルやテニスなど他競技で利用)の建設を提言して参りました。
本年2月中旬に審議された「等々力緑地屋内外プール設置に関する請願」では、私も会派を代表して数少ない請願の”紹介議員”に名を連ね、全会一致にて採択された所です。令和2年度には、等々力緑地再編整備実施計画の改定作業が予定されており、行政及び学識者等による検討委員会では、指摘した市民・議会軽視とならぬよう、この採択を重く受け止めた議論が肝要です。そしてその進捗については、当然ながら署名頂いた方々を始め市民・地域への丁寧な説明と意見聴取の機会を創出させるとともに、緑地の魅力向上や公園施設の効率・効果的な整備及び維持管理・利活用に資する民間活用によるパークマネジメントの推進を前提に、コスト削減額の範囲内で今回のような市民要望に応える不採算施設への”公的支出の在り方”についても検討・検証するよう求めて参ります。
まっとうな政治を取り戻し、新たな時代を切り拓く。おしもと よしじ