【タウンニュース掲載】市政レポートNo.140 市立看護大、提言奏功で志願殺到へ
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区内選出市議で構成される議員団会議の代表世話人として、令和4年度当初予算に対する29項目の『市長要望』を提出。また、副団長を務めるみらい会派でも市長への予算要望を行いました。その際、議会質疑で提言してきた【1】コロナ禍における災害時の避難所受入体制構築と自宅療養者への対応、【2】井田・今井・下小田中など交通不便地域へのコミュニティ交通の導入、【3】丸子橋周辺BBQ対策の推進、【4】等々力緑地再編整備によるスポーツ大会等の代替施設確保など改めて強く求めた所です。そこで、今回の紙面では、これら要望等によって新年度から始まる多くの施策の中から「川崎市立看護大学」についてご紹介致します。
本市の医療人材育成・確保が喫緊の課題となる中、3年制短期大学から4年制に移行して今春開学する同大学において、受験者数増加に向けた「広報周知」や優秀な学生に選ばれ、卒業後も市内医療機関への就職・定着を促す「奨学金制度の構築」、他大学と競争ができる「授業料設定」、それら「予算の確保」など具体的改善策を提言してきました。
この間、新たな特待生制度や市内就職を条件とした実質給付型の奨学金制度が拡充されるなど対応が図られた結果、2次試験では、募集人数70人に対して560人が志願。倍率8倍は、関東公立大看護学科トップクラスで北海道から沖縄まで全国より願書が届く人気振りです。この改善傾向を維持する為、これまでにも受験者数や入試倍率、市内就職率など適切な評価指標の設定と検証が不可欠と議会で質して参りました。今後も同大学へのアクセス改善や地方出身者への市営住宅等を活用した学生寮の確保など更なる課題解決へ取組みを促して参ります。
まっとうな政治を取り戻し、新たな時代を切り拓く。おしもと よしじ