【タウンニュース掲載】市政レポートNo.142 4年で12件、園児置き去り対策徹底へ
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私は、市議会6月定例会『代表質問』に登壇し、物価高騰に伴う本市影響や感染症に対応する補正予算、防災及び排水樋管周辺の浸水対策など本市姿勢を質しました。今回のレポートでは、大きく新聞報道された『園児の見失い・置き去り』について紹介します。
今年4月、広島市にて保育中に園児を見失い近くの川岸付近で死亡が確認された事例や福岡県でも送迎バス内に終日取り残され熱中症で亡くなる事案が昨年発生するなど社会問題化。本市では、保育施設の約6割に園庭がなく、日常的に園外保育を実施しており保育中の「置き去り」や「見失い」は、死亡事故に繋がり兼ねず、実態把握とともに、未然防止とモニタリング体制の構築が急務と質しました。
当局によると本市でも屋上園庭に置き去りにし保護者が迎えに来た際に気づいたケースや公園で他園により保護されたケース等が発生。2019年度から本年5月末日までで認可保育園で10件、認可外保育施設で2件報告されており、認可外の報告数が少ないことに着目し、担当課への報告のあり方や周知方法を確認した所、認可には文書と口頭で、認可外には口頭でのみ伝えていた実態を明らかにした上で「発生していないのではなく報告することを知らなかった可能性が否定できない」と指摘し、改善策を求めました。こども未来局長は、「今後は、当該マニュアルを更新し、認可外保育を含めた各施設に対して配布するなど事故の未然防止に努める」と答弁、改善を約束しました。
私も7歳・2歳の父親で保育園を利用する子育て世代です。今後も提案した改善策が着実に進捗するよう引き続き、注視して参ります。
まっとうな政治を取り戻し、新たな時代を切り拓く。おしもと よしじ