【タウンニュース掲載】市政レポートNo.143 民主主義の根幹『選挙』投票所の課題解消へ
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。地域誌タウンニュースに市政レポートが掲載されましたので、以下、ご一読頂ければ幸いです。
苅宿小モデルが全市へ
猛暑日が続いた参院選など投票所となる学校体育館では冷房設置が進まず、選挙従事者の身体的負担や障害者配慮等が課題でした。一方、校舎改築を行った小学校では、『特別活動室』が整備され、施設開放前提の動線確保やバリアフリー化、冷暖房完備など課題解決条件が整うと指摘、投票場所の変更を提案して来ました。議会質疑では、モデル実施した苅宿小学校投票区の事例に言及。子ども会など投票当日の体育館での施設開放団体活動も緩和された例も紹介してきた所です。昨年末の議会答弁では、「施設調査を行い、新たに環境が整う特別活動室は、14か所確認できた」とし、参院選の取組を質した所、コロナ禍の課題がある中、「新たに3か所変更が行われる」としました。この苅宿小モデルが全市展開されるよう取組を促して参ります。
区役所EV待ち解消へ
投票日当日の投票所が中原区役所である第1投票所については、これまで投票場所の5階までエレベーターの昇降があり、混雑の要因と指摘。昨年の質疑にて対応を求めた所、参院選から「1階待合ホール」へと変更され改善が図られました。
投票所変更周知徹底を
先の参院選より過大投票区の解消を図った住吉小学校と新たな投票所となった国際交流センターについて、町会の負担軽減策と投票当日の混乱が起きぬよう質疑にて対応を求めました。特に周知においては、市政便り、チラシ配布の他、案内板設置、当日の誘導説明員配置などあらゆる手段を講じるよう質した所、「提案頂いたものを含め、幅広く周知する方法を検討する」と答弁。しかし、当日の会場周辺を視察すると、校門に設置された案内看板前で投票券の封筒を開け、投票場所の変更に気づく市民も多くいた他、国際交流センターでも投票所入口が分からず戸惑う姿も散見されました。丁寧な案内対応も含め、次回選挙実施時の更なる周知や人員配置が必要不可欠です。今後も民主主義の根幹を成す選挙投票所の課題解消に向けて更なる提言を続けて参ります。
まっとうな政治を取り戻し、新たな時代を切り拓く。
おしもと よしじ