【タウンニュース掲載】市政レポートNo.145 コロナ禍・物価高騰へ補正予算で施策実現
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。地域誌タウンニュースに市政レポートが掲載されましたので、以下、ご一読頂ければ幸いです。
過日の定例会において総額約190億円に上る3つの一般会計補正予算が成立。それら予算案を審議した総務委員会委員として真摯な議論を尽くした所です。主な内容として住民税非課税世帯等に1世帯当たり5万円を給付する『緊急支援給付金』約89億円や物価高騰対応の交付金を活用し、中学卒業までの児童養育世帯に児童1人当たり1万円を給付する『子育て世帯への応援給付金』約21億円が計上。これまで我が会派が議会質疑や市長要望にて求めてきたコロナ禍でのインフルエンザ同時流行を抑制する【高齢者への予防接種無償化】や公立学校及び民間保育所等に対する物価高騰分の【給食物資購入費】、高齢者施設等への【光熱費高騰に対応する運営費助成】、保育施設へ非接触型の蛇口工事を行う【衛生環境の整備支援】など多くの施策も盛り込まれた他、加えて、私の議会質疑にて提案し実現した施策の一部をご紹介致します。
区役所において初臨時交付金活用へ
本年6月、私が登壇した代表質問にて、感染症対応地方創生臨時交付金について各区役所での利用は疎か情報共有や活用の意向調査等を財政局が怠ってきた事を指摘し、ヒアリング等の対応を求めました。補正予算審議にあたり、この間の改善状況を質すと「庁内依頼文書に区役所を含めるとともに区長連絡会議において臨時交付金の趣旨や対象を丁寧に説明し、幅広い活用に向けて調整してきた」と答弁。前例のない取組となった結果、待合スペースの3密対策や庁舎空調設備等の機能改善、感染症対策物品の購入費等が計上。中原区では混雑緩和・環境改善事業等に活用する事となりました。
電子書籍を導入へ
新しい生活様式への対応や図書館へのアクセスが困難な方々にも利用が可能となる非接触・非来館型の新たな図書館サービスについて他政令市では予定含め16都市で導入済みである事やコロナ禍の貸出実績等を鑑み、質疑にて対応を求めてきた結果、令和4年度中に電子書籍が試行導入される事となりました。今後の本格運用を見据え、利用者アンケートの実施や先行購入される図書コンテンツの活用、選書基準の検討を促すとともにGIGAスクール構想や図書館司書との連携も重要と指摘、それぞれ対応が約束されました。今後も施策提案者として事業進捗を注視して参ります。
まっとうな政治を取り戻し、新たな時代を切り拓く。
おしもと よしじ